川北町から手取川沿いに車で通える大腸カメラ|野々市中央院
川北町の大腸がん検診で「便潜血陽性・要精密検査」の通知が届いた。封筒を開いた瞬間、頭のなかが真っ白になった――そんなご相談が、手取川を越えて当院にも届いています。通知の意味や次に何をすればいいかが分からず、そのまま数か月放置してしまう方も少なくありません。この記事では、川北町にお住まいの方に向けて、大腸カメラ検査の基本と当院(野々市中央院)への通い方、検査後に異常が見つかった場合の連携体制までをお伝えします。
この記事のポイント
- 川北町の大腸がん検診は40歳以上が対象で費用は無料。便潜血陽性なら大腸カメラによる精密検査が必要です
- 川北町から国道8号(手取川大橋)経由で車約15〜20分。無料駐車場を120台分ご用意しています
- 鎮静剤を使い、眠っている間に検査が終わる方法を選べます
- 検査でポリープが見つかればその場で日帰り切除。治療が必要な場合は公立松任石川中央病院へ紹介します
- 紹介状は不要。Webから24時間予約できます
川北町の大腸がん検診で「要精検」と言われたら
便潜血陽性は「出血のサイン」であって「がん確定」ではない
川北町では40歳以上の住民を対象に、問診と便潜血反応検査(2日法)による大腸がん検診を実施しています。費用は無料です。便潜血検査は、目に見えない微量の血液が便に混じっているかどうかを調べるスクリーニング検査で、陽性は「消化管のどこかで出血があった」というサインにすぎません。実際に精密検査を受けた方のうち、大腸がんが見つかる割合は数%程度とされ、多くはポリープや痔が原因です。
ただし、がんやポリープは常に出血しているわけではありません。「もう一度便潜血検査をして陰性なら安心」と考えるのは危険です。出血と止血を繰り返すため、たまたま出血していないタイミングで検査すれば陰性になりますが、病変が消えたわけではないからです。陽性の結果を受け取ったら、便潜血検査の再検査ではなく、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)による精密検査へ進んでください。
川北町の検診精密検査受診率から見える課題
川北町が公表しているKPI検証シートによると、大腸がん検診の精密検査受診率は70%前後で推移しています。裏を返せば、便潜血陽性と指摘された方の約3割が精密検査を受けていないということです。「症状がないから」「忙しいから」と先延ばしにしている間に、早期で見つかるはずだった病変が進行してしまうリスクがあります。
大腸がんは早期であれば内視鏡だけで切除でき、入院も短期間で済みます。一方、進行した状態で見つかると外科手術や化学療法が必要になり、体への負担は大きくなります。「検診を受けたこと」で終わりにせず、陽性の通知が届いたタイミングを精密検査のきっかけにしてください。
大腸カメラではどこまでわかるのか
直接見て、その場で対処できる唯一の検査
大腸カメラは、肛門から細いスコープを挿入し、直腸から盲腸まで大腸全体の粘膜を直接観察する検査です。便潜血検査が「出血の有無」を調べるだけなのに対し、大腸カメラは出血の原因を目で見て特定できます。粘膜の色や血管の走行、わずかな凹凸まで映し出せるため、数ミリのポリープも見逃しにくくなっています。
当院ではオリンパス社の内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。NBIと呼ばれる特殊光観察や拡大機能を組み合わせることで、通常の光では見えにくい微細な病変の発見が可能です。検査中にポリープが見つかれば、その場で切除する日帰り手術に対応しています。別の日に準備をやり直す手間がなく、事前の食事制限や下剤服用も1回で済みます。
鎮静剤で「眠っている間に終わる」検査
「大腸カメラは痛そう」という不安から検査をためらう方は多いです。当院では鎮静剤を用いてウトウト眠っている状態で検査を行うため、痛みや不快感はほとんどありません。スコープ挿入時には無送気軸保持短縮法という手法と体位変換を組み合わせ、体への負担を最小限に抑えています。検査後は院内のリカバリールームで30分ほどお休みいただき、意識がしっかり回復してから結果を説明します。
女性医師による大腸カメラにも対応しています。検査に抵抗がある女性の方も、遠慮なくご相談ください。
川北町から野々市中央院への車ルートと院内の特徴
国道8号・手取川大橋を渡れば一本道
川北町からお越しの場合、もっとも分かりやすいのは国道8号をそのまま北上するルートです。川北町朝日の橘南交差点付近から国道8号に乗り、手取川大橋を渡ります。橋を越えると白山市に入り、そのまま道なりに北へ進めば野々市市です。当院(野々市市白山町438)までの所要時間は約15〜20分。信号の少ないバイパス区間が多く、流れに乗れば迷う心配はほとんどありません。PLANT-3川北店で買い物をしてから来院される方もいます。
もうひとつの選択肢として、県道22号(加賀産業道路)を北上し、白山市を経由するルートもあります。川北大橋を渡ったあと、加賀産業道路で野々市方面へ向かう形です。普段の買い物や通勤で加賀産業道路を使い慣れている方はこちらのほうが走りやすいかもしれません。
無料駐車場は120台分あるため、駐車場の空き待ちを心配する必要はほとんどありません。郊外の落ち着いた環境なので、検査前の緊張も少し和らぐかと思います。ちなみに、鎮静剤を使った検査では検査後の運転ができません。ご家族に送迎をお願いするか、公共交通機関をご利用ください。
予約は短期間で取れる
基幹病院では内視鏡検査の予約に数週間から数か月かかることがありますが、当院は内視鏡専門のクリニックのため、通常1〜2週間以内に検査を受けていただけます。紹介状は不要です。Webから24時間いつでも予約でき、土曜日の検査枠や朝9時からの早朝枠も用意しています。
院内で下剤を飲める「院内下剤」にも対応しています。初めて大腸カメラを受ける方や、自宅からクリニックまでの移動中にトイレが心配な方は、院内で下剤を飲んでそのまま検査に進めます。川北町から車で来る方にとって、移動中の不安が減るのは大きな安心材料です。
検査で異常が見つかったら?公立松任石川中央病院との連携
ポリープは日帰り切除、手術が必要なら基幹病院へ
検査中に見つかった小さなポリープは、その場で切除するのが基本です。日帰り手術で対応できるため、入院の必要はありません。切除した組織は病理検査に提出し、良性か悪性かを確定します。結果は通常1〜2週間後にお伝えします。
ポリープのサイズが大きい場合や、病理検査の結果として外科的な治療が必要になった場合は、公立松任石川中央病院へ責任を持ってご紹介します。同院は川北町も構成団体に含まれる白山石川医療圏の中核病院で、消化器内科・外科・内視鏡室を備えています。当院の検査データと画像をそのまま共有するため、紹介先で同じ検査を繰り返す必要はありません。
治療後の定期検査は再び当院で
公立松任石川中央病院での治療が終わったあとも、定期的な内視鏡検査は必要です。ポリープを切除した方は、再発の有無を確認するため1〜3年後の大腸カメラが推奨されます。「治療は基幹病院で、定期検査は通いやすいクリニックで」という使い分けが、川北町にお住まいの方にとって無理のない流れです。
手取の火まつりで有名な川北町から手取川大橋を渡ったすぐ先に、内視鏡専門のクリニックがある。この距離感を、検査を先延ばしにしない理由のひとつにしていただければと思います。
大腸カメラ検査の費用と準備の概要
費用の目安(保険適用)
| 検査内容 | 1割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|
| 大腸内視鏡検査 | 約2,500円 | 約7,500円 |
| 大腸内視鏡+病理検査 | 約3,000円 | 約15,000円 |
| 大腸ポリープ切除術 | 約10,000円 | 約35,000円 |
ポリープを切除した場合、加入している生命保険や医療保険によっては「内視鏡手術」として給付金が下りる場合があります。保険会社にご確認ください。川北町の大腸がん検診は費用が無料なので、検診の結果として精密検査に進む場合も、経済的なハードルはそれほど高くありません。
検査前日と当日の過ごし方
前日は消化のよい食事を選んでください。食パン、おかゆ、素うどん、白身魚、豆腐などが適しています。きのこ、海藻、こんにゃくなど繊維質の多い食品は避けてください。夕食は21時までに済ませ、その後は水やお茶など透明な飲みもの以外は口にしないでください。前日夜に錠剤の下剤を服用します。PLANT-3川北店は営業時間が長いので、前日の買い出しにも困りません。
当日は腸管洗浄剤(液体の下剤)を飲んで腸内を空にします。自宅で飲む方法と、院内で飲む方法を選べます。腸がきれいになったら検査着に着替え、鎮静剤の点滴を準備して検査に入ります。検査自体の所要時間は10〜15分程度です。
参考文献
※本記事テーマに関連する主な参考資料
- 国立がん研究センター. "有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン 2024年度版." 2024. https://canscreen.ncc.go.jp/guideline/colon_guideline2024.pdf
- 川北町. "川北町がん検診等に関する要綱." https://www1.g-reiki.net/kawakita/reiki_honbun/i114RG00000327.html
- 川北町. "健康・福祉(がん検診のご案内)." https://www.town.kawakita.ishikawa.jp/gyosei1/fukushi/entry-1393.html
- Bretthauer M et al. "Effect of Colonoscopy Screening on Risks of Colorectal Cancer and Related Death." N Engl J Med, 387(17), 1547-1556, 2022. DOI: 10.1056/NEJMoa2208375
- 公立松任石川中央病院. "病院概要." https://www.mattohp.jp/about/outline/
よくある質問
- Q. 川北町の大腸がん検診で便潜血陽性でした。すぐに精密検査を受けるべきですか?
- A. はい。便潜血陽性は消化管のどこかで出血があったサインです。がんやポリープは常に出血しているわけではないため、再度の便潜血検査で陰性になっても病変が消えたことにはなりません。早めに大腸カメラで直接確認してください。
- Q. 川北町から野々市中央院へはどのくらいの時間がかかりますか?
- A. 国道8号で手取川大橋を渡り、そのまま北上して約15〜20分です。県道22号(加賀産業道路)経由でも同程度の時間で到着します。無料駐車場を120台分ご用意していますので、駐車場の心配はほとんど不要です。
- Q. 鎮静剤を使うと帰りの運転はできないのですか?
- A. 鎮静剤を使用した場合、当日は車・バイク・自転車の運転ができません。ご家族の送迎か公共交通機関をご利用ください。
- Q. 紹介状がなくても受診できますか?
- A. 紹介状は不要です。Webから24時間予約でき、電話でもご相談いただけます。
- Q. ポリープが見つかったらその日に切除してもらえますか?
- A. 小さなポリープであれば、検査中にその場で切除する日帰り手術に対応しています。大きさや形状によっては後日の処置、または公立松任石川中央病院へのご紹介が必要になるケースもあります。
- Q. 大腸カメラの前日にいちじく味噌の料理を食べても大丈夫ですか?
- A. 検査前日は消化のよい食事が基本です。味噌自体は問題ありませんが、いちじくの種や繊維が腸に残る場合があるため、前日は避けたほうが安心です。おかゆや素うどんなどを選んでください。
- Q. 検査で大腸がんが見つかった場合、どの病院に紹介されますか?
- A. 川北町が構成団体に含まれる公立松任石川中央病院を中心にご紹介しています。同院は消化器内科・外科・内視鏡室を備えた白山石川医療圏の中核病院です。当院の検査データと画像を共有するため、紹介先で同じ検査を繰り返す手間はありません。
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