AI内視鏡システムの導入

当院は「質の高い内視鏡検査の普及」、「微細な早期癌の見落とし防止」を目指しております。その一環として、当院ではオリンパス社が提供しているAI内視鏡画像診断システムを導入致しました。「石川県のクリニックでは初導入」となります。

 

EndoBRAIN-EYE とは?

大腸の浸潤がんの診断において、国内で初めて薬事承認を取得されたAIシステムで、発売初期のバージョンでは腫瘍や浸潤がんの可能性を診断してくれる、医師の診断をサポートするものでした。

最近のシステムのバージョンアップに伴い、最新の内視鏡システムにも対応することが可能となりました。また、今回のバージョンアップにより「ポリープの矩形表示」など新たな機能も追加となりました。
(画像:「オリンパス社より提供」)

EndoBRAIN-EYE の特徴

幅広い内視鏡システムとの連携が可能

従来の内視鏡システムに加え、新たに発売されたオリンパス最新の内視鏡システム「EVIS X1」との連携も可能となりました。

「オリンパス社より提供」

AI学習能が大幅に向上

大腸内視鏡検査時に撮影した画像をAIが解析・学習することで、大腸内にある病変の検出感度が96.3%、特異度93.7%と、高い精度で診断することが可能となりました。それに伴い、医師の検査時の微小ながんの見落としもより防げるようになりました。

「オリンパス社より提供」

大腸がんは、発症初期の段階では症状を感じにくいため早期発見が難しく、病状が進行してから発見されることが多いです。しかし、大腸がんはともに発症初期の段階で発見し、適切な治療を実施することができれば決して怖い病気ではありません。そこで当院ではより多くの方に気軽に・安心して内視鏡検査を受けて頂けるために2021年4月に、この野々市市で新規開業致しました。

質の高い内視鏡検査を1件でも多く提供していき、この地域にお住いの皆様の健康に貢献していけるよう引き続き精進致します。血便がでた、お腹が痛い、便通異常が慢性的に続くなどのお腹の異常を感じられた際はお気軽にご相談ください。


文責:金沢消化器内科・内視鏡クリニック 野々市中央院 
院長 中村文保

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