金沢市南部(泉野・有松・泉が丘エリア)にお住まいの方へ|大腸カメラは野々市中央院で
「すこやか検診の便潜血で陽性だったけど、精密検査はどこで受ければいいんだろう」——泉野や有松、泉が丘エリアにお住まいの方からこうしたご相談が増えています。金沢市南部には内視鏡検査を受けられる基幹病院やクリニックが複数ありますが、紹介状の要否、予約の取りやすさ、費用のしくみはそれぞれ異なります。この記事では、金沢市南部の方が大腸カメラを受ける選択肢を整理したうえで、当院(金沢消化器内科・内視鏡クリニック 野々市中央院)の特徴と基幹病院への連携体制をまとめました。
この記事のポイント
- 金沢市南部の方が大腸カメラを受ける方法は「基幹病院」「専門クリニック」「人間ドック」の大きく3つあり、それぞれメリットと注意点が異なります
- 当院は泉野・有松・泉が丘エリアから国道157号経由で車約20分。紹介状不要で、通常1〜2週間以内に検査を受けられます
- 鎮静剤で眠っている間に検査が終わり、ポリープはその場で日帰り切除できます
- 治療が必要な場合は金沢赤十字病院・KKR北陸病院・石川県立中央病院・金沢大学附属病院へ、検査データを添えて紹介します
- 金沢市のすこやか検診(便潜血検査)で陽性と指摘された方は、保険適用で大腸カメラを受けられます
金沢市南部にお住まいの方が大腸カメラを受ける3つの方法
基幹病院で受ける場合
金沢市南部の生活圏には複数の基幹病院があります。泉が丘2丁目のKKR北陸病院は消化器内科で上部・下部の内視鏡検査を実施しており、バロー有松店やアルビス泉が丘店で買い物をするエリアから近い場所にあります。三馬の金沢赤十字病院は内視鏡室を備え、大腸カメラにも対応しています。そのほか金沢市立病院は内視鏡センターで上部から下部まで幅広い内視鏡検査を行っており、金沢市南部の地域中核病院として救急患者の受け入れも担っています。
基幹病院を受診する際に知っておきたいのが「選定療養費」です。紹介状(診療情報提供書)を持たずに受診すると、初診料とは別に数千円〜1万円以上の自己負担が発生します。金沢大学附属病院では11,000円、金沢赤十字病院では7,700円の選定療養費がかかります。石川県立中央病院も紹介状の持参が推奨されており、紹介状なしの場合は選定療養費が発生します。また、基幹病院は検査までの待ち時間が長く、予約から検査日まで数週間〜数か月かかることも珍しくありません。
専門クリニックで受ける場合
内視鏡専門のクリニックは、紹介状がなくても予約でき、検査までの待ち時間が比較的短いのが特長です。当院(野々市中央院)も内視鏡検査に特化しており、通常1〜2週間以内に検査を受けていただけます。有松5丁目の金沢有松病院も上部・下部の内視鏡検査を行っています。
クリニックで検査を受けて、もし治療が必要な病変が見つかった場合は、基幹病院へ紹介状とデータを添えて紹介する流れになります。クリニックから紹介状を持って基幹病院を受診すれば、選定療養費はかかりません。つまり「まずクリニックで検査→必要に応じて基幹病院で治療」というルートは、費用面でも待ち時間の面でも合理的な選択肢です。
人間ドックで受ける場合
KKR北陸病院の健康管理センターなどでは、人間ドックのオプションとして大腸カメラを受けることができます。ただし人間ドックは保険適用外のため費用が高くなり、便潜血陽性のように「医師が精密検査が必要と判断した場合」には保険診療で受けるほうが自己負担を抑えられます。
金沢市の大腸がん検診と「要精密検査」の意味
すこやか検診・集団検診で便潜血陽性と指摘されたら
金沢市では40歳以上の対象年齢の方に、大腸がん検診として便潜血検査(2日法)を実施しています。すこやか検診であれば自己負担500円、集団検診であれば300円で受けられ、実施期間はすこやか検診が5月〜10月、集団検診が5月〜12月です。2日間にわたり採取した便にヒトヘモグロビンが検出されると「陽性(要精密検査)」と判定されます。
陽性は「大腸のどこかで出血があった可能性がある」というサインです。精密検査を受けた方のうち大腸がんが見つかる割合は約2〜3%で、多くはポリープや痔などが原因です。しかし、陽性のまま精密検査を受けずに放置すると、早期のうちに対処できたはずのがんを進行させてしまうリスクがあります。国立がん研究センターのデータによると、大腸がんのステージIの5年生存率は約93%ですが、ステージIVでは約20%にまで下がります。
便潜血が一度でも陽性と判定されたら、再度の便潜血検査ではなく、大腸カメラで腸の中を直接確認してください。金沢市のすこやか検診の結果用紙をお持ちであれば、受診時にそのままご持参いただければ大丈夫です。紹介状は不要です。
泉野・有松・泉が丘エリアで検診を受けた方へ
マルエー泉野店やバロー有松店で買い物のついでに検診結果のことを思い出した、という方もいるかもしれません。泉野図書館で健康に関する本を手に取ったのがきっかけ、という方もいらっしゃいます。きっかけは何であれ、便潜血陽性の結果を受け取ったら、なるべく早いうちに大腸カメラの予約を取ることをおすすめします。当院はWebから24時間予約が可能です。
当院の大腸カメラ検査——泉野・有松・泉が丘エリアの方が選ぶ理由
検査は10〜15分、鎮静剤で眠っている間に終わります
「大腸カメラは痛そう」「準備が大変そう」という声はよく聞きます。当院では基本的に鎮静剤を使い、うとうと眠っている間に検査を行っています。スコープの挿入には「無送気軸保持短縮法」を採用し、腸への負担を最小限に抑えています。検査自体は10〜15分程度で終了し、ポリープ切除を行う場合でも約20分です。二酸化炭素送気により検査後のお腹の張りも軽減できます。
泉野・有松エリアからご家族に送ってもらう場合、検査と前後の準備を合わせても院内での滞在は約4〜5時間(院内下剤の場合)です。自宅で下剤を済ませてから来院すれば、検査とリカバリーで約1.5〜2時間で帰路に就けます。
院内下剤と注入法——下剤の不安に2つの対策
大腸カメラの前には腸管洗浄剤(下剤)を1〜2リットル飲んで腸をきれいにする必要があります。当院では院内に個室トイレ付きの専用スペースを設けており、看護師がそばで体調を確認しながら下剤を服用いただく「院内下剤」に対応しています。有松交差点から国道157号に出てクリニックへ向かう途中に腸が動き出したら困る——そんな心配をせずに済むのが院内下剤の利点です。
「下剤を飲むこと自体がつらい」という方には、胃カメラのスコープから下剤を直接腸に注入する「注入法」も選択肢としてあります(原則70歳までの方が対象で、事前診察が必要です)。
女性医師による検査にも対応
大腸カメラは肛門から内視鏡を挿入する検査のため、女性の方は特に不安を感じやすいものです。当院では女性の消化器内視鏡専門医が在籍しています。予約時にご希望をお伝えいただければ、女性医師が検査を担当します。
ポリープはその場で日帰り切除
検査中にポリープが見つかった場合、サイズや形状に問題がなければ検査中にそのまま日帰りで切除します。入院は不要です。事前の下剤服用や食事制限は1回で済み、改めてスケジュールを確保して入院する手間が省けます。切除したポリープは病理検査に提出し、1〜2週間後に良性か悪性かをお伝えします。
泉野・有松・泉が丘エリアから野々市中央院へのアクセス
車で約20分——国道157号経由のルート
泉野・有松エリアから当院(石川県野々市市白山町438番地)へは、国道157号を南へ進み、有松交差点を経由するルートが基本です。有松交差点を右折し国道157号をそのまま進むと横川交差点に出ます。そこから県道176号線に入り、菅原交差点を右折するとスギ薬局野々市中央店が見え、当院はその隣です。所要時間は約20分です。
泉が丘エリアからお越しの場合は、県道146号線(泉が丘通り)を南下し、金沢中央郵便局前を直進して横川交差点から国道157号に合流するルートもあります。
朝の通勤時間帯は有松交差点周辺が混雑することがありますので、当院では朝8時からの早朝検査枠を設けています。渋滞を避けたい方は早朝枠をご活用ください。無料駐車場は120台分ありますので、駐車場の空き待ちの心配はほぼ不要です。大額・久安・窪エリアからも国道157号経由で約15〜25分でお越しいただけます。
車を使えない方——バスと鉄道でのアクセス
鎮静剤を使った大腸カメラの検査当日は、車・バイク・自転車の運転ができません。ご家族に送迎をお願いできない場合は、公共交通機関をご利用ください。北鉄バス「消防署前」下車、北陸鉄道石川線「馬替」駅下車、または野々市のっティ中央ルート「菅原」バス停(運賃100円)が最寄りです。
検査費用の目安
大腸カメラは、便潜血陽性や血便などの症状がある場合は保険適用で受けられます。金沢市のすこやか検診で便潜血陽性を指摘された方も保険適用の対象です。
| 検査内容 | 1割負担(目安) | 3割負担(目安) |
|---|---|---|
| 大腸内視鏡検査(観察のみ) | 約2,500円 | 約7,500円 |
| 大腸内視鏡検査+病理検査 | 約3,000円 | 約15,000円 |
| 大腸ポリープ切除術 | 約10,000円 | 約35,000円 |
上記は概算で、使用する薬剤や処置の内容によって変動します。ポリープ切除を行った場合は「内視鏡的手術」として保険が適用され、加入している健康保険組合によっては高額療養費制度の対象になる場合があります。
なお、基幹病院を紹介状なしで受診した場合に発生する選定療養費(金沢赤十字病院で7,700円、金沢大学附属病院で11,000円など)は、当院のような専門クリニックでは発生しません。
検査で異常が見つかった場合の連携体制——金沢赤十字病院・KKR北陸病院を中心に
基幹病院へデータを添えて紹介
小さなポリープは当院で日帰り切除できますが、ポリープのサイズが大きい場合や大腸がんの疑いがある場合は、入院設備のある基幹病院での治療が必要です。当院では内視鏡画像・病理結果・検査データを添えた紹介状を作成し、適切な医療機関へ紹介します。
泉野・有松・泉が丘エリアの方にとって地理的にもっとも近い連携先はKKR北陸病院(泉が丘2丁目)と金沢赤十字病院(三馬)です。金沢赤十字病院は内視鏡室を備え、消化器内科への紹介には診療情報提供書の送付が求められていますが、当院から紹介状を作成すればスムーズに受診できます。より高度な治療が必要な場合は、石川県立中央病院や金沢大学附属病院への紹介にも対応しています。
当院からの紹介状があれば、これらの基幹病院で選定療養費は発生しません。「まずクリニックで検査し、必要なら基幹病院へ」——この流れを知っておくと、費用面でも安心です。
治療後のフォローアップは当院で
基幹病院での治療が終わったあと、担当医の指示に応じた定期的な大腸カメラ(1年後・3年後など)は当院で対応できます。大きな病院に毎回通院する負担を減らしつつ、内視鏡専門クリニックで質の高い経過観察を続けられるのは、検査の入り口としてクリニックを選ぶメリットのひとつです。
便潜血陽性を放置しないでください
便潜血で陽性と指摘されても「痔だろう」「お腹は痛くないから大丈夫」と先送りにしてしまう方がいます。イタリアの研究(Zorzi M et al., Gut 2022)では、便潜血陽性後に大腸カメラを受けなかった群の大腸がん死亡リスクは、受けた群の約2倍に上ると報告されています。大腸がんやポリープは早期にはほとんど自覚症状がなく、症状が出たときにはすでに進行しているケースも少なくありません。
南総合運動公園でジョギングを楽しむ方も、泉野図書館で読書が趣味の方も、体の外から大腸の中は見えません。便潜血陽性を受け取ったタイミング、あるいは40歳を迎えたタイミングで一度、大腸カメラを受けておくことをおすすめします。
検査当日のスケジュール例
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 前日 | 消化のよい食事(食パン、おかゆ、素うどん、豆腐、白身魚など)。夕食は早めに済ませる |
| 当日 朝(院内下剤の場合) | 来院後、個室で下剤を服用。看護師が便の状態を確認 |
| 当日 朝(自宅下剤の場合) | 自宅で下剤を服用し、便がきれいになったら来院 |
| 検査 | 鎮静剤を点滴から投与 → 大腸カメラ検査(10〜15分)。ポリープ切除の場合は約20分 |
| 検査後 | リカバリールームで30分ほど休憩 → 医師が検査画像を見せながら結果を説明 |
| 帰宅 | 水分は1時間後から摂取可。ポリープ切除時は当日の飲酒・激しい運動を控える。鎮静剤使用時は当日の運転不可 |
参考文献
※本記事テーマに関連する主な参考資料
- 国立がん研究センター「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン 2024年度版」 https://canscreen.ncc.go.jp/guideline/colon_guideline2024.pdf
- 金沢市「金沢市健診と保健のしおり(令和7年度)」 https://www4.city.kanazawa.lg.jp/material/files/group/46/R07kenshin-shiori.pdf
- 金沢赤十字病院 内視鏡室 http://kanazawa-rc-hosp.jp/department/naisikyo/
- KKR北陸病院 消化器内科 https://hokuriku.kkr.or.jp/dept/shouka_naika/
- 日本消化器病学会「大腸ポリープ診療ガイドライン 2020(改訂第2版)」 https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/cpgf.html
- Zorzi M et al. "Long-term non-attendance to colonoscopy screening and related mortality." Gut, 71(10), 2022. DOI: 10.1136/gutjnl-2020-322192
- Bretthauer M et al. "Effect of Colonoscopy Screening on Risks of Colorectal Cancer and Related Death." N Engl J Med, 387(17), 1547-1556, 2022. DOI: 10.1056/NEJMoa2208375
- 金沢消化器内科・内視鏡クリニック 野々市中央院 大腸カメラ検査 https://www.kanazawa-naisikyou.com/colorectal-camera/
よくある質問
- Q. 泉野・有松エリアから当院までどのくらいかかりますか?
- A. 国道157号経由で車約20分です。有松交差点→横川交差点→県道176号線→菅原交差点を右折すると、スギ薬局野々市中央店の隣に当院があります。無料駐車場120台を完備しています。
- Q. 金沢赤十字病院やKKR北陸病院への紹介状を書いてもらえますか?
- A. 当院で大腸カメラを受けた結果、入院治療や手術が必要な場合は、金沢赤十字病院・KKR北陸病院・石川県立中央病院・金沢大学附属病院など、ご希望と症状に応じた基幹病院へ内視鏡画像とデータを添えた紹介状を作成します。紹介状を持って基幹病院を受診すれば、選定療養費はかかりません。
- Q. 金沢市のすこやか検診で便潜血陽性でした。紹介状なしで受診できますか?
- A. 紹介状は不要です。すこやか検診の結果用紙をお持ちであれば、受診時にそのままご持参ください。便潜血陽性の場合、大腸カメラは保険適用で受けていただけます。Webから24時間予約が可能です。
- Q. 基幹病院ではなくクリニックで検査を受けるメリットは何ですか?
- A. 紹介状が不要で選定療養費がかからないこと、予約から検査までの待ち時間が短いこと(通常1〜2週間)、早朝・土曜日の検査枠があることなどが主なメリットです。治療が必要な場合は基幹病院へ紹介状を作成しますので、最初のステップとしてクリニックで検査を受ける方法は費用面・スケジュール面で合理的です。
- Q. 大腸カメラの検査前日、金沢カレーや8番らーめんを食べても大丈夫ですか?
- A. 検査前日は消化のよい食事が必要ですので、脂っこいカレーやラーメンは避けてください。食パン、おかゆ、素うどん、白身魚、豆腐などが適しています。金沢カレーや8番らーめん、加賀野菜の天ぷらなどは検査が終わってからお楽しみください。
- Q. 女性医師に検査してもらえますか?
- A. 当院では女性の消化器内視鏡専門医が在籍しています。予約時にご希望をお伝えいただければ、女性医師が大腸カメラを担当します。
- Q. ポリープが見つかったらその場で取れますか?
- A. 小さなポリープであれば検査中にそのまま日帰りで切除できます。サイズが大きい場合や入院での処置が必要な場合は、金沢赤十字病院やKKR北陸病院など基幹病院へ紹介します。
- Q. 鎮静剤を使った場合、車で帰れますか?
- A. 鎮静剤を使用した当日は、車・バイク・自転車の運転ができません。ご家族の送迎や公共交通機関(北鉄バス「消防署前」下車、のっティ「菅原」バス停など)をご利用ください。
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